今週の時事ネタ評論 (2010年3月22日号)

  • Vol.009
  • 発行日:2010年03月22日
(サンプル公開 対象記事)

Googleとインテル、ソニー他と組んで「Google TV」を開発。Androidベースでアプリ対応
http://japanese.engadget.com/2010/03/17/google-google-tv-android/

最近発売されたPS3用の地デジチューナーユニットtorne(トルネ)が売れているようだ。既に店頭では品切れが相次ぎ、ネット上では9980円の希望小売価格が13000円程度で売られているようだ。直ぐに欲しい人はネットで買えばよいだろう。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0034KZXBO/mangamantv33x-22/ref=nosim/
PSPからアクセスしてPS3に溜めた動画を見られるのも一つのセールスポイントだろう。テレビ録画専用機の番組表の使い勝手の悪さから考えればPS3は優秀ということだろう。なんせテレビはテレビの家電の作り方でしょぼいプロセッサしか制御用に積んでいないはずだ。だから番組表の操作性のよいものを作れない。オープンプラットフォームでないからだ。
オープンなアプリの開発環境で優れた制御用プロセッサと映像表示用のGPUを別途積んでおけば非常に優れたテレビ視聴・録画環境が今なら作れるはずだ。そういう意味でGoogle TVというコンセプトは優れていると思われる。本当はブロードバンドとクラウドで映像すらネット上に置くことが技術上可能になるはずなのだが、テレビ局などの支持する旧来の著作権管理体制がそれを許さないだろう。日本でも「まねきTV」などのサービスが提訴されたりしている。結局ロケーションフリーTVをホスティングすることは合法と判断されているが、クラウドとなるとそうは問屋が卸さないだろう。

私が是非Google-TVにやって欲しいことは、古いリモコンという操作手法を完全にリニューアルしてほしい。Bluetooth経由で制御すればiPhoneやAndroid携帯をジェスチャーで操作したりという直感的操作ができるはずだ。古臭いリモコンは全然直感的でないしボタン配列も全ての会社によって違う。そしてボタンレイアウトのカスタマイズも出来ない。でも簡単なジェスチャーでテレビのソフトウェア上で全てを表現するようになれば、改良も容易である。ユーザが直感的に分かるようなソフトウェアにすればよいのだ。つまりハードウェアでのユーザインターフェイスをあまり考えなくて良くなる。これは大きな操作性の進化をもたらすだろう。ただこれはアップルの得意とする分野でありGoogle連合には荷が重いかもしれない。

もう一つはテレビを見るというライフスタイルを現代社会に合わせることだ。ハードディスクレコーダーを持っているにも関わらず、例えばテレビドラマをリアルタイムで見ようとする人がいる。変な話だ。別に15分遅れて見出してもタイムシフト再生できるので、全く問題が無い。やはりハードディスクレコーダーという機械自体に慣れていないことと、昔からのライフスタイルを変更できないのだろう。まあスポーツ中継などはライブでみたいというニーズはあるのだろうが。しかし逆にゴルフ中継などは試合が終了するころからダイジェスト放映されているようなこともある。日本では多チャンネル化が進まなかったからだ。それとロケーションフリー化だ。先ほどのtorneはPSPを再生機にして
どこからでも見られるようになっている。これをもっと多くの携帯端末で可能にすべきである。

本来ならば、クラウドにメタタグ付きの番組映像を製作側が全て格納し(むしろ番組枠のことすら気にしなくてよくなるかもしれないから、スポーツ中継などは完パケの映像でもいいかも)それをGoogle-TVなどがブロードバンドで取り出してみる。。。というような事でもいいのかもしれない。つまりそれはYouTubeなのだろうが、既に音楽コンテンツなどは映像・音声解析技術が発達しており、勝手にユーザが違法アップロードしたものにまで広告が貼られ著作権者に広告報酬が支払われる仕組みが出来ていて結構な収益を上げているらしいのだ。

ユーザがある程度の番組パッケージを契約し、それには広告の有る無しでペイTVになってもいいような選択肢があり、それを予めドラマのようなものであれば勝手にブロードバンド経由でダウンロード蓄積しておき、ライブのようなものはオンデマンドで、そして地上波デジタルなんかもシームレスに番組表に出るようにしておき、そもそもテレビ局が勝手につくった番組パッケージなど無視できるようにしてもいいかもしれない。そして出来れば多くのチャネルをネット上の評判なども参考にして自動的に有料番組を録画しておくようにすれば見逃しもなくなるだろう。と色々期待してしまう今回のニュースであった。
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2010年3月22日号 Vol.009」の内容です。
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  2. 第9回 獄中記
  3. ビジネスモデル教えちゃいます塾
  4. 近況報告
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